うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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彫出 画
小林秀雄を読みながらどう生きるかを考えていた山手線
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つばす
写真を撮りましょうかと外人さん 空気を読んだ気配りが嬉し
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横井 信
若葉出てにぎやかになる田園の朝陽を浴びるまぶしいみどり
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恣翁
「日の暮れはさぶし」と 洩らす唇を塞げば 小さき肩ふるえけり
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うすべに
山おりて庭木のやぶで枝わたり 初夏はちかいと歌ううぐいす
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夢花火
忙しく ピクニック予定 延期中 虫がくるまで いざ公園へ
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夢花火
指輪増え ありがたいと 眺めるも 慣れない指輪 音が鳴るほど
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夢花火
桜散り 緑多くと 笑い声 慣れた季節に 夏が微笑む
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痴光山
朗々と杜甫誦す教師に外の桜 「高校生」と為りたる彼の日
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中康
屋根上がる 屋根屋根屋根に パネル有り反射光りで 太陽日焼け
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中康
屋根で見る 一足早く 鯉のぼり家族嬉しさ 伝う青空
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ななかまど
どこまでも付いてくる影の愛しさを思いて夕日が沈むまで行く
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Aquarius
世の中に凡そこの世のホントなどあるはずもなく知るべくもなく
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千映
天に居る母と最後に観たさくら親子三人酸素ボンベと
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千映
今年また桜観れたね来年もご機嫌いかがの葉書に添えて
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へし切
初夏の陽に光る水面は暫しくも長閑なるかな糸を垂る人
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継海
古井戸と思えば花の古池や 蛙飛び込む水 春の音
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舞
人生の今日も一日ふがいなく過ごして帰る我が影を踏み
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びわ
医者通い患部を癒し晴れ晴れと未然に防ぎ青空仰ぎ
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茂作
携帶のメモ帳使ひ和歌作り 言葉紡げぬスリープモード
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