うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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佐々一竹
年老いた河に大きな橋があり少年が身を乘り出してゐる
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詠み人知らず
バファリンを切らさぬようにしてる日々もっと誰かに愛されてもいい
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海月琉珠
紅葉より紅い彼女の唇に理性は散りて季節反轉
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海月琉珠
目に見えぬものに振り廻されてゐる愛とか死とか すべて概念
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まき
「えいえん」を信じなくてもいいように君より先に死ぬと約束
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かわのふゆき
五大陸渡れ聖火よ閃光の影まだ残す被爆地は待つ
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詠み人知らず
砂浜の君の名前は消えないし靴に入った砂は痛いし
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年下に説教臭くなっていく馬鹿も間抜けも治らないのに
2
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お下がりのカービン銃だけ持って行こう「星の見えない夜空に撃とう」
1
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虹の始まりが自分と知ってから無料の動物園は意味なし
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どうせならキリンに乗って来るような新学期デビューがしたいし、しない
1
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紙パック飲みきれなくて意地悪な方の親方のヘルメットにバシャッ
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浅草大将
海潜る竜の姿もまたよけれ立つといはきの煙なりせば
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浅草大将
着てみればかへす返すも哀しくて脱ぎて片敷く夜の衣かな
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ゆら
幾重にも言葉を重ねてみたけれどミルクレープにはならない気持ち
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のびのび
優しさはチクチクするので要りません毛糸の手触りは苦手なんです
3
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のびのび
約束をしない主義持つひとの子を胎内に宿し戸惑う夜更け
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のびのび
三人の親友がいるのみんな好きよ七つの仮面使い分けていても
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のびのび
月に一度ファミレス豪遊する我を夫は「二千円セレブ」と呼びます
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のびのび
土日出て、月水休んで、金遅番、今週のシフトはカスタネット
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