うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
|
|
-
海月琉珠
身の丈に合はぬ樂譜を手に取りて妄想するも樂しや庶民
6
もっと見る
-
車男
傍らに寝ねし同胞気にしつつネットに聞きぬ「きよしこの夜」
3
もっと見る
-
紫苑
魚捌きつつ思ひをりそのかみの斬首の刑の酷きことなど
7
もっと見る
-
庭鳥
休日も理由作って足延ばすもしやあなたが出番でないか
4
もっと見る
-
紫苑
整髮料のにほひに噎せし我を忌む眼の集まれり風邪の流行りて
5
もっと見る
-
海月琉珠
わたくしに子が出来たなら伝えよう未舗装の路も歩きなさいと
15
もっと見る
-
恋花
涙さえ隠してしまう大雨に笑顔浮かべた道化のシナリオ
6
もっと見る
-
田中ましろ
この街の背丈が伸びてゆくさまを河川敷から猫は眺める
15
もっと見る
-
山桃
水漬く地に別れかねてや越しやらず山ふところに迷う霧雲
5
もっと見る
-
田中ましろ
ゆっくりと凍らせてゆく僕たちよ透明なまま思い出となれ
2
もっと見る
-
庭鳥
前置きが効果的だねお世辞だとはじめにつけば謙遜出来ず
3
もっと見る
-
キヨム
大雨は生まれた日のこと思い出す僕だけのきみになればいいのに
3
もっと見る
-
詠み人知らず
冬咲きの百合を捥ぐ手に残る香をあなたの首になすりつけたい
3
もっと見る
-
詠み人知らず
ふるえてるせなか私にもあった純潔なんて言葉はきらい
4
もっと見る
-
縁井沢康太
土曜日の帰りに蹴ったあの石は今頃何になっているかな
2
もっと見る
-
まるたまる
裸木は雨の中でも凛として空に枝先張りめぐらせる
5
もっと見る
-
詠み人知らず
愛情を尋ねるメール返信は雪が降ったらする予定です
1
もっと見る
-
まるたまる
うまいこと眠れなかった翌日は第六感で仕事をこなす
7
もっと見る
-
詠み人知らず
いたづらに咲き乱れたり競ったりしないできない徒花なれど
1
もっと見る
-
佐々一竹
さくさくと落ち葉を踏めばよみがえる君と歩いた公園の道
1
もっと見る
