うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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まるむん
忘れたいことを抱えて空を見ぬくっきり浮かぶ月と向き合う
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詠み人知らず
ポニーテール揺らし少女達がしゃぼん玉を追う夏の夕暮れ
1
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ゆびきゅ
黒髪が記憶のなかで揺れている かすんだ あれは風の強い日
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ワタナbシンゴ
じっとりと雷鳴轟く肉体に穿たれた驟雨夕暮れを暴く
1
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まるたまる
あぁそうかわたし優しくされたくて甘えたりしてみたかったんだ
14
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市川ありさ
ゆめのまたゆめの窓辺で会いましょう現実がまだ苦すぎるから
3
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恣翁
時停まる 午下を盛りの 陽に向かひ 向日葵が顏 傾けるのみ
25
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薫智
向日葵が精一杯に咲いている力強くて凛としたまま
11
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詠み人知らず
空覆う森を見つけてきっといるトトロがいると信じてた頃
2
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詠み人知らず
ひも解けば他人だけれど絆って深めるための夫婦の儀式
5
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さる
懐かしき声聞きにけりわが友の闘病のさま相憐れむぞ
5
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トーヤ
（会えるなら甘えてみたい）胸に秘めわたしはわたしの今日を生きるの
10
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芳立
蒸しかへる思ひに雨もふらぬ夜は閨にひのきの香をたくばかり
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藍鼠
むらさきも淡き紫陽花もてあそび濡らした袖を雨のせいにす
8
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ゆき
学び舎に言葉の雪降るしんしんと降り積もる雪は瞼の上に
2
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日央
藻を入れて緑ゆらゆら揺れる中 一つはためく朱きひらひら
8
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日央
蚊遣火を焚きてくるくる残りたる灰を楽しと思ふ幼さ
5
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日央
夕涼み端居して居る父を見て小さき背中に驚かれぬる
12
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日央
白扇はたはた煽ぐその様は雲に見えたり水に見えたり
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日央
窓辺には藍色夜空縁取りぬ簾さらさら音を立てたり
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