うたの一覧
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まるたまる
いつだってどこか醒めてる私いて恋にも歌にも夢中になれず
5
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きりあ
月ぽかん地球の民のすることをただただ眺め夜だけぽかん
4
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薫智
たまにはさ甘えてみたいと言ったなら僕の弱さを君は笑うかな
9
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卯月
自転車で桜前線追いかけてさくら、さくらとペダルも歌う
7
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千紘
新参の中宮仕えの唐衣色目知らずか鄙の育ちか
2
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まるたまる
歪なる器にたっぷり注がれて酔っていただけ恋とは言わぬ
8
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水中あやめ
春来れば消えぬ雪だにあらぬものを人の心はつれなかりけり
10
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山桃
黒みたる土染めながら渡り行く光の中に歌は見え隠れ
6
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たんぽぽすずめ。
溜め込んだ冬服をみな捨てて良い春だあなたが側に居るから
6
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芳立
砂まじる風にたをやぎ青柳の折られぬ春ぞ遊ばまほしき
11
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悠々
僕たちは赤い鎖でリンクした筈だったのにもうサヨナラか?
9
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芳立
先立ちし君のひらける旅路ゆゑただたづぬべき道とこそ知れ
10
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有為
胸元にずしりストレート投げた午後あの日を今もおぼえていますか
3
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紫苑
金砂子蒔くゆびさきは天翔る春の邪神を慕ひてふるふ
7
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薫智
物溢れ豊かなのかも知れないが心と誇りが無いと空虚で
11
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やすむ
この町で最も低いためいきから蓮と牡丹が咲き乱れだす
2
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やすむ
脳みそが困り始めるより前に動く筋肉よ声よ傷よ
4
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山桃
はるかより冬越え来たる常磐木の山襞うごき朝日影さす
9
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酔無
何時までも絶えること無くともだちでいたかった日といたかった人
1
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光源氏
言の葉のはつれはつれのしがらみに答へてぞ詠む瀬戸の川風
12
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