うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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つばす
紫陽花が雨に打たれてすくすくと 梅雨の走りか皐月の末
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詠み人知らず
蒲公英の 遅れ咲き見て 春想う 去るは短し 夏の長さよ
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灰色猫
この村でいちばん高い木に登る把握しました田舎者だと
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灰色猫
目印はありがたいけど矢印はなんか腹立つちょっと逆らう
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灰色猫
こんこんと水の湧き出る陶製のワイングラスが地中海を生む
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灰色猫
食卓でふと目をやれば旨いか？と笑ってそうな亡き父の席
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うすべに
雨たたく睡蓮の葉の小太鼓に テンポ合わせるうしがえるの歌
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はまたいと
あっやばい、マスク着けるの忘れてた がばりと起きる夢ばかり見る
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滝川昌之
長い「待て！」命を守るか喰いつくかどちらも愛しヨダレの仔犬
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灰色猫
正も邪も大切にして感性に導かれるまま詠んでいけたら
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ななかまど
聞き上手誉め上手になりたきを本音の野郎またも顔だす
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蓮見ゆう
さみだれのコンサートまであと数節 高鳴る水がピチカート織る
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830
別れの日変わらず「ＢＹＥ」という彼女最後の五文字言えぬこの俺
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トウジさん
「ちゃん」付けで呼んでた二人若い頃タイムラグでも君に捧げる
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詠み人知らず
君の肌 君の瞳に 君の指 何年たっても 愛すと誓う
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トウジさん
夕蛙高まる声は雨恋ふやまだこぬ梅雨を待ちわびるやう
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稲穂
空き家が更地に変わり待ち疲れた過去は去り行く町の一隅
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凌霄花
常夜燈高瀬舟ゆく堀割りに江戸の名残りを小粋に灯す
7
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雨夜
たまかぎる黑曜石のあやなしにもゆる百色もゆら仄めく
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詠み人知らず
隙あらば 出てくるきやつ 退治する 君の防壁 くぐり抜けるか
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