うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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まつばらりょう
嵐の夜 古いわが家の寝床には トタンの叫ぶ声が聴こえる
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横井 信
昨日まで何も無かった駅前の花壇にそっと揺れる草むら
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ハーコット
「異議あり」の定型文句は例えれば「水の呼吸」というようなもの
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普徳亭大崇
秋彼岸 雨降る空は 曇るとも 手合わす心 天に届かん
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うすべに
たそがれの濡れた舗道を急ぐ影 ぬくもり包む夕餉のかおり
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ＫＥＮ
紫の 小菊添へれば 頬杖で 笑みの乙女の 野辺の御仏
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滝川昌之
我が箸をぬるっとかわす里芋は温み求めて豚汁を出ず
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ななかまど
夏すぎて二百十日が来てみればどの長月も繋がっている
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酒野実
先人の犧牲に立てる安穩に感ずる思ひ馳せる南洋
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芳立
秋分けて西ふききたり煩ひの血の沸きやまぬわれひとの身に
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スガカンタロウ
あれ終えて これも終えたり 気がかりを思い残す事無し 手術控えて
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スガカンタロウ
大谷や 村上躍動 ニッポンの閉塞感に しばし希望を
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へし切
常盤なる松の緑は変わらねど 山は紅葉に色変わりゆく
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凌霄花
夕さればまんまるの月微笑みて虫の音聴いてる出雲路の秋
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舞
紅葉には花嫁衣装 桜降る花には喪服 神の祭り場
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狂い咲き
望月を 唯一人にて 眺むれど長長し夜は 君をしぞ想ふ
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び わ
おお寒い半袖シャツと半ズボンみんなしまって寒さに対応
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茂作
神宿る彌山の峰に開け來る あまた島影水軍の道
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風小僧
軽やかに歌う忌野清志郎自由という花頭に挿して
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夕夏
まいなかーどとうろくこうざでんしけっさいぽいんとたいおうかとし
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