うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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つばす
松飾燃して見送るどんどの火 煙に撒かれぬ年を願う
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舞
獅子独り立ちて見つめる囚われの冬の地に落つ広野の夕日
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び わ
仰天す買い物値段跳ね上がりひと月せずに倍以上とは
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詠み人知らず
大寒の控へし遥か北の空寒波寄すれば備へし温み
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茂作
人問はば下總の地に畑借りて 下手な和歌など詠むと答へよ
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横井 信
やわらかく街をしめらす雨音の日暮れてにじむ車のライト
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夕夏
だいよみはさんかしゃおおいほうがよいじゅうにんといろすじがきのあり
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ＫＥＮ
夜をかけて 雪と咲けずに 降る雨の 思ひ燒くかは 今朝の朱の雲
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シダ
初春と浮きたる世にぞありぬればその暁をいかで覚えむ
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しきしま
天の原湛へる雲の厚けれどこぼれて匂ふ冬の月かな
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草木藍
梅の枝を透かし下弦の月光る冷たい風に冬の戻り来
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うすべに
焚きあげる庭のちいさなとんど焼き あずきの粥の味かみしめて
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滝川昌之
魚偏の漢字を数多握りしめ締めにすするは寿司屋のあがり
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さえね
ブレザーの肩の雫は初春の共通テスト二日目の雨
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ななかまど
凍空に冬風呂敷は広がりて曼荼羅のごと星は散らばる
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へし切
こと降らば かるる冬野の雪の色を うばひて匂へ 水仙の花
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虹岡思惟造
うどん屋の棚の寒梅紅ふふむ春遠からじ外は吹雪くも
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舞
ストーブに 背をあぶらさて 福寿草 咲くまで忍ぶ 日々を数える
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詠み人知らず
真冬とふ季節に温みて夏花蕾 紅差す君をしばし擁らん
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Aquarius
いつまでもしつこくそれを考える嫌なことも頭を離れなず
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