うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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滝川昌之
去りがたく振り返り見る学び舎は卒業生の母と成る日の
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トウジさん
桜色染まる川面に流す雛艶やかなれと成長祈り
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ななかまど
雪解水滝の喉に集まりて水が水を乗り落ちてくる
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中野洋三
良寛は荒海眺め托鉢し 孤独突き詰め正法守る
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中野洋三
新行の蕎麦の花咲く峠から 北アルプスの白き山嶺
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普徳亭大崇
初雛や 嬉し恥ずかし 娘子の 頬の色も 桃の節句
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吳佳斌
めぐり逢う ゆかりの証 いざ給え 友垣ともに 誼を結ぶ
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鞘森天十里
無防備に野生を失ひ溶ける猫床暖房の上では液体
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草木藍
寒戻る弥生の空は夕暮れて二つの星は明るさ競う
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夕夏
さんだいめごくつぶしらししょうわへいせいれいわがちょうどさんだいめ
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へし切
澄みわたる 三月の空を見上げては 託せる夢のもてぬ吾はも
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しきしま
花の色持たざる風の侘しくて梅の香をだに我がものと吹く
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ＫＥＮ
玻璃越しの 徒散る雪を 歌とせむ 今日を限りと 籠る雛の目
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虹岡思惟造
久しやなふたり逢瀬の雛祭り男雛持つ笏先の震えり
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虹岡思惟造
内裏雛一年ぶりのご対面女雛檜扇あな恥ずかしや
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舞
キタキツネ何処のカムイか雪原を翔る如くにサッポロの街
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なりあきら
昨日まで 霞隠れの 筑波山 静心なく 春めきにけり
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び わ
内裏様お気持ちになり雛あられ口に一杯味噛みしめて
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茂作
孫娘 男びな女びなを横にみて 兄に混じりて劍を振るふ
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ひな ろくろう
がたがたと雨戸を叩く風の音２時間おきに覺めてまた聞く
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