うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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へし切
冬ごもり 春のきざしに目覚めたる 生ける命の囁きを聞く
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こるちぞう
雪の畑薄墨になるかんじきの跡示したる春の訪れ
21
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鞘森天十里
ふよふよと花の枝先膨らみつ霞のたまご孵化まで半月
7
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虹岡思惟造
芝生から起きない父に群がりて遊んで欲しいとせがむ子供等
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なりあきら
うばたまの 眠れぬ夜に みる夢は 夢かうつつか うつつか夢か
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舞
春風は 先ず子供らを 誘いだす 笑い走る子 母は追いかけ
8
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Aquarius
九州の小さな国の傀儡で魏志に汚名が載っただけなのに
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更紗
忘れないと君は微笑む わたしには消してしまいたいことばかりです
6
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灰色猫
爽やかな白い前歯が反射するきらめく雪の朝の冬晴れ
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び わ
帰り道可愛いチワワ振り向いて初対面だが私に尾振り
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白鷺案山子
百鬼夜行とは心の邪が徘徊する事なり、今も国連安保理で見られます
1
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ひな ろくろう
池のもに押し合ふ氷の尖端が朝日を受けて輝きてをり
9
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灰色猫
紅茶へと冷めないうちに溶かしゆく覗かれたかった秘密のひとつ
8
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茂作
のこぎりの山に登れば廣がりぬ 弟橘媛の鎭めし海が
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灰色猫
さらさらと紺のインクを走らせて夜明けの川を流れるわたし
8
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濘華
浅ましく露干る頬に歩み寄る 日がな一日心離れじ
8
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濘華
明くるひも 結ぶ詩文に 繋がれて あいひかれあい 切れることなし
11
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横井 信
セキレイのやさしく歌う陽だまりの春の小川に魚影がひかる
16
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千映２
離れてるうたのわ覗き頂いたお歌は優し見えた御心
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うすべに
枯れた野にひっそり艶めくこむらさき 雲雀まだかと風にたずねる
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