うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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茂作
あぢさゐのまち針のごと花芽出で 五月の雨も嬉しき朝
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横井 信
カエル鳴く雨の気配に満月の雲の向こうにぼんやり光る
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茶色
初めての会社よりも良いところないと諭した亡き母の言
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うすべに
朝露の舗道におちた白い星 梅雨おもわせる泣きそうな空
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茶色
給食の配膳係牛乳瓶空でも重い懐かしきかな
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茶色
店先のカーネーションの花を見て渡すひと亡く過ぎる母の日
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フクロウ
帰り道 アカ シロ キイロ バラの花華やぐ声に心が和む
1
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牛歩
どおみても ふたまわりほど ちぃさくて おもわずわらう 新玉葱よ
1
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フクロウ
山寺に遠くに響く鐘の音誰が祈るかお地蔵菩薩
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Aquarius
メイ不倫リョーコの逮捕あとゴマキアムロ全部大泉のせい
1
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痴光山
留まるのを待つや待たずや月見草 紋白はひらひら何をぞ念ふ
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牛歩
かっぱきる やっぱりやめる ドアあける そとをながめる けっきょくきる
1
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たく
消えかけて 手を見つめては ため息も 届いた手紙 窓の雨みる
2
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へし切
卯の花の咲ける小径を歩みゆくかほり懐かし暫し佇む
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たく
信を得る 難しき事 失えど 信求むるの 空しきを知る
1
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中康
タケノコの 皮にシソ入れ おやつとす昔のことが 私だけかも
1
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中康
つばめ飛び 宿を探して 弧を描く戸別訪問 なかなか難し
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継海
白き月絵筆に水を含ませてそろり朧に点く常夜灯
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恣翁
雨の濃く匂へる空の 低く垂れ 叩く音さへ聞こえむばかり
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舞
日溜まりの公園の隅微睡みの老い人の背に子ら遊ぶ声
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