うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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西手心黒
節分を過ぎて寒波がなだれこみどかりと重しスコップの雪
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海野 冬雪
陽光と降雪、空に交差する一日籠り晩ごはん待った
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天野まどか
暗がりにひそむ虫へと変身し隠れ生きんと思う日もあり
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天野まどか
カツカツと靴音高く響かせて頭上に細く尖る三日月
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継海
時流れ一一七の時止まる柱時計は一年遅れ
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澪子
会えないと知りつつ言うよ「また会おう」君を心の星にするため
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痴光山
雪模様夕方のスーパーにカート押す おきなはメモを幾度ものぞく
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ななかまど
染まりたき色もあるはずシクラメンああ何食わぬ白さ羨しも
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千映
ひとかけら生姜の効果有難く友に教えるうどんのレシピ
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千映
外に出て心は跳ねてみたいのに焦り禁物雪の警告
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へし切
ジョーカーを引いた米国 切り札となるかならぬか 世界が揺れる
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中康
朝出会う ルノワールの犬 チョコ歩き今日も元気に 飛びつく尻尾
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中康
水割りに ほんのり灯る カウンター彼の人思う うなじの色香
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茂作
さきがけて春來にけらしとなり畑 芋のそなへの畝たかくして
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継海
来月で一七七が廃止とか「雨や言よるぞ」合羽詰め込む
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曦宗達
一日の終はりに雷様が問ふ「明日は雨か雹か骸か」
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舞
右左 手袋は無く 繋ぐ手に 言の葉も無く 伝う温もり
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びわ
昨日と打って変わって良い天気気を引き締めて囲碁会参加
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横井 信
白い息そっと吐き出し立つ駅の木の芽は固く北風の吹く
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わかばみち
雪ん子と遊ぶように子はルンルンと跳ねながら傘さして駆け出す
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