うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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へし切
すべからく法はもとより物事は人とし道の理あるべし
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千映
真新しドレス纏ったような葉は薫風受けて光放って
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ひよどりよりこ
夜の磯禍々しきもの寄せてひきなにごともなく沖へ流れる
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ひよどりよりこ
稚きわれが抱擁くりかえす名もなき木にも花が咲きたる
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ひよどりよりこ
金蒔絵渦巻きひとつ夢のなか春をすいこむ穴にあらずや
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継海
法要に集う従兄弟ら子燕と共に騒ぎて喰む朝餉かな
7
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Aquarius
脳的に最先端の状態で最高で最低の選択
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色糸
わたの原南風吹き渡り片男波頭を白み夏や來にける
2
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舞
娘から貰いましたか通勤の人に似合わぬ可愛い御守り
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Aquarius
面識のないゴミならば躊躇なく捨てれるように人も殺せる
2
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びわ
目を奪う都ワスレの美しさ皐月の空にほのかに浮かび
3
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茂作
いつの間に梅も櫻も散りにけり 春のかぎりの夕暮の里
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横井 信
水張り田のきらりとひかる車窓には疲れた顔のぼんやり映る
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うすべに
街灯にはなびら閉じてゆうげしょう おやすみを言う上弦の月
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夢花火
煮る焼くを 切ることも泣く まな板にレトルト馴染む 私の居場所
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夢花火
月夜咲く 頬の赤みに はにかんで幾度掻き消し 浮かぶ君かな
2
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痴光山
初夏の朝闊歩する径にたるむ頬 影で啓示するお天道さまは
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海野 冬雪
キラーかな、たった一人のキーマンに キめられ阻まれ敗戦す
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夢花火
玉子背に 気をつけ歩く その先に躓きこけた 亡き玉子二個
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ななかまど
子どもらのおらぬ校舎につばくらめ子育てはげむ貸し切りの宿
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