うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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夕夏
りゅうほきんげんきんとしてすぐにかつようできるものかねできぬかね
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只野ハル
ビル陰にカーブミラーが反射して朧なひかり明るさほのか
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只野ハル
加圧レギンスにスリムフィットジーンズの冬の朝寒くてきつい
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只野ハル
突然の別れに何を言えばいい何も言えない急な別れに
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只野ハル
酔った帰りの電車で涙ぐむしあわせの黄色いリボン聞き
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只野ハル
発車まで十分もある急行待たず各停に乗り抜かれてる
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へし切
会見に連なる企業の経営者 寄る年波に舟も進まず
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たく
遺された お椀と箸が 伏せてあり 居ないんだなと 箸が進まず
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異常者
特性を受け入れられず人離れ確かに障害じぶんにとっても
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異常者
悪夢みて うつ悪化させ目を覚ます一進一退厄介な脳
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兎桃
寒起こし鷺の類は現れず鶺鴒ばかり吾が後につく
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茂作
若き日に召されし友を偲ぶかな 殘りしもののここに集ひて
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中康
チンチンと ストーブ熱く 鳴るヤカン吹雪迎える 薪を継ぎ足す
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中康
すきま風 目を覚まさせて 窓の外桜が揺れて 吹雪に耐える
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舞
打つ鐘の絶えてあら玉新しき朝日に向かい合わす両の手
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舞
朝ぼらけ雲切れ間から青空に手の届くかと白の三日月
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びわ
梅の木に白き花咲き陽を受けて一月も末春だ春だと
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積 緋露雪
カオスなる世界の中で屹立す複雜怪竒度を深め行く
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積 緋露雪
瞼裡に亡き人歡ぶ顏見えて芽吹く春をやまた巡りくる
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積 緋露雪
新芽出て巡る春を告げをりて偲ぶは亡き人記憶の中で
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