うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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茂作
いつ植ゑたものとは知らずあやめ草 黄色むらさき花を競へり
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びわ
図書館の帰りは徒歩で四千歩良く歩いたと足に感謝す
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朱華
胎盤のごとき真綿にくるまれり文旦の実の淡く透けゆく
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横井 信
雨あがる畑の隅にちらほらと初夏に膨らむみかんのつぼみ
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仙人の弟子
母の住む故郷に戻り大好きな坂道上がり海を見渡す
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泥丸
古も 今も先世も 誰も彼も 春の桜に 思ひおきけめ
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zoonist
人は来で 良きこともいづれ あればこそ かちより去らめ サクラくぐりて
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うすべに
樹をゆらす風はみどりに色変える 光の砂撒く池のさざなみ
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兎桃
立夏前落葉松若き葉を伸ばし山路に蒼き木漏れ日落とす
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茶色
知らぬ間に通過法案あると聞き国の行く末案じるこの日
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ななかまど
水面吹く風おさまりし夕まぐれつましき活計の明かり灯りき
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中康
続けても 無駄な努力と 思う時閃く知恵と 思わぬ打開
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継海
生い茂る青葉に空の狭くなり翼を止めて上昇気流
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中康
五月晴れ 仕事に少し 慣れた頃迷う新人 も少し耐える
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へし切
ＣＭの今は懐かしその言葉「すこし愛してながーく愛して」
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Aquarius
歴史上あまりにひどい虐殺で人の仕業としか思えない
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Aquarius
前世の汚れ綺麗に取れなくて記憶引きずる脳もあるらん
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Aquarius
どう撮ればあんに可憐に写るのか確かに奇跡橋本環奈
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Aquarius
オカダヤのＢ館迷子アナウンス途方に暮れた土曜日の午後
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わかばみち
四月ゆき駆け抜けれたこと何度でも「お疲れ」言うよ君に私に
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