うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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彫出 画
ここまでと決めていた旅顔あげて もう少しだけ歩いてみようか
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夕夏
ふゆのそらほくとしちせいじょうくうにおおみくみえるなつはとおくに
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Aquarius
ゴミ屋敷一つ一つにエピソード失くすと困る脳の一部か
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Aquarius
土日祝朝晩夕春秋冬首都高麻痺で渋谷陥没
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横井 信
枯草のやさしく覆いまだ眠る土に染み込む一月の雨
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仙人の弟子
真っ暗な冬の夜空の贈り物窓にうっすら粉雪のあと
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極小金具
某機器に 短歌を詠めと迫りれば 漫才聞かされ 宇宙になりける
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あかぎり
新年のお餅の次は恵方巻き 街は満腹 チョコは別腹
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継海
鴨泳ぐ水温ければ羽温し小雪降る日は水冷たかろ
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恣翁
西日さす厨に 影を落としける炊飯器より 立ち昇る湯気
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うすべに
凍てついた硬い大地を突きやぶる 赤い角出す春にむかって
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ブー太郎
喋らずも我を捉える目が語り 春の訪れ語るは夜風
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異常者
魔法のみ通行許可のおりる午乙女椿はつやめき誘ふ
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異常者
茶室にて金水引を招くころ吾が目覚めて四年をかぞふ
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異常者
黒鳥の羽ひるがえし夜を連れ水面に彗星導き堕ちるは
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異常者
悪役と呼ばれ舞台に立つひとのヒールの高さに踏まれ拍手を
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異常者
踊り初め頬そめ笑まふ少女らの真白きドレスにつぼむ薔薇は
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秋日好
幾ばくの銀行預金の相続に二万五万とかかる出費よ
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秋日好
通勤にびしょ濡れになる冬の日の戻り来る日常始まり
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痴光山
春の土手鶺鴒、椋鳥に、鳩のそば 眺めず過ぐれば逃げぬは愛し
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