うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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うすべに
すず風にさそりは西へしりぞいて 山に顔出す冬の狩人
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Aquarius
西の部屋死に場所求めベッドまで這いずる様に登る階段
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小春空
歌を詠み確かめてみる吾が心一首一首が私をつくる
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夕夏
りょこうしゃをすぱいあつかいするくにからのりょこうしゃたぶんあやしいか
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滝川昌之
朝夕を暦の秋に載せたから暑さしばらく昼に残そう
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ななかまど
法師蝉鳴き始めればむくむくと再起動する吾の旅心
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へし切
逃げ水は追へば消えゆく遠き日の 吾が片恋にさも似たるかも
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詠み人知らず
年を取り 一から話すも 面倒で 恋遠のきや 妥協する日々
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詠み人知らず
下を向き 歩く道には 花があり 小さな虫の 頑張りを見て
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只野ハル
温暖化春秋失せて二季になり逝きつく果ては金星化かな
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只野ハル
勝手口戸締りしなきゃと思ったら裏閉め太郎と駄洒落が浮かぶ
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音蔵 雅秀
風抜けるヒュルヒュルと音残し 自然の口笛面白きかな
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音蔵 雅秀
ほうし蝉ジイジイ凌ぎ声限り 季節のダイヤル一つ回るや
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音蔵 雅秀
秋気配猛暑陰れば台風や 列島避けよとただ祈るのみ
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音蔵 雅秀
人として生を受けなば誰も皆 演歌でなけれど幸せ訪ね人
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音蔵 雅秀
愛し子の尻の床擦れ無残なり 写真見せられ気を揉むばかり
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小林道憲
人間は直立した蛇だという おかしく思い 空を見上げる
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Aquarius
立ち眩み天井回り吐き気する確実に老い確実に死ぬ
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舞
項垂れた 向日葵の夏 盂蘭盆会 迎え火なくも 出でよ夢には
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よひら
人生のグラフを書けば山谷で重き荷物も夏山ころりん
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