うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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萱斎院
みゆきまつ小倉のやまの柴の戸の 風にさそはれかかるもみぢ葉
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仙人の弟子
三日月が 坂道照らし 友に添う 手を振る君の微笑み寂し
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詠み人知らず
冷える風 空咳一つ 胸押さえ 冬の怖さに 膝を温め
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詠み人知らず
恥を捨て 文字を綴るは 携帯に 消しては書いた 砂浜の文字
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うすべに
夕暮れの落ち葉あつめる寒い風 コート恋しい思わず早足
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仙人の弟子
秋雨の置き土産かなありがとう 胸いっぱいにひんやり空気
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睡密堂
寂しさを希釈するためコーヒーを甘くしてみた土曜日の午後
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滝川昌之
玄関にカボチャをお届けいたしますお代は後日キャンディー払いで
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痴光山
「ニュータウン」の家並は古りて人気なく沁むる秋日を木魚刻めり
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トウジさん
戦争がつくった孤児が孤児を生む果てなく血に染む錦の御旗
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へし切
懐かしい歌は流れて面影にたづね侘びぬる秋桜の花
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夕夏
ねっとにもむしょうのあいがあふれてたそんなじだいにおちたしつかん
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音蔵 雅秀
夜も更けて 施設に電話 愛し子は 発熱せぬや 祈る思いで
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音蔵 雅秀
穭田の 刈るもまた伸び 生きむとす 羨ましかな 吾もありたし
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音蔵 雅秀
黄色味た 空穂項垂れ 穭田は 虚ろな実り また繰り返す
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音蔵 雅秀
とりどりの 色紙使い 織り上げし 創作折り紙 孔雀開翼
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音蔵 雅秀
友がみな 君噂する 酒の席 その女人は今 吾を慕いぬ
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源家末裔
熱き日ぞ 過ぎてまた來る 眞夏日よ心身ともに 削りつつあり
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ＫＥＮ
たまさかに 人見て思ふ 昔かも 花野の川辺 悔ゆ事もまた
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舞
白樺の林の仄影コタン跡小川の音はユーカラの謡い
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