うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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Aquarius
本が出てみんな薄々勘付いてそれでも送る禁忌稚児
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び わ
八十三妻誕生日おめでとう共に健康感謝であふれ
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茂作
花惜しむ心もいまだ消えならで むらむら染まる木々のもみぢ葉
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Aquarius
秀吉を武田信長比ぶればぼろ負けしても恐ろしくない
3
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横井 信
じっくりと次の一手を議論する深まる秋の仕事の区切り
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睡密堂
雨雲を割って晴れ間がきらめいて天使が通る道がひらける
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詠み人知らず
君恋し 胸に刺したは 一度きり 思い巡らせ 思い出化けて
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詠み人知らず
パソコンの 映画放題 登録し 朝から朝と 寝不足気味に
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詠み人知らず
クリニック 言葉出すのに 数年と 和歌を楽しく 和歌とは何か
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詠み人知らず
待ち侘びる 頼んだ荷物 楽しみに 耳をそばだて チャイムを見つめ
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詠み人知らず
あんか置く 祖母の横にて 眠る日々 豆炭を焼く 祖父の優しさ
5
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うすべに
雨去って羽織るいちまい閉める窓 カーディガンから去年の冬の香
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秋蒔こむぎ
この街は金木犀が過剰なの容赦ないほど過去を引き連れ
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秋蒔こむぎ
そこここに現代アートいつのまに作者経歴わずか一歳
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小林道憲
友逝きて 気安く寄る家なくなりぬ 古里の道 落葉踏みしむ
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痴光山
秋の野路ひとり遊ぶやシオカラは翅光らせて また吾へ寄りぬ
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滝川昌之
産卵を終えた蟷螂母さんのピスタチオ色しぼみ逝く腹
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波端
天守臺影もうつろな水濠に圓號の調べわたるゆふぐれ
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ななかまど
思っても何もできないもどかしさ戦時下の民よ思っているよ
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へし切
大好きな君がいた ただそれだけでしあわせで あの頃を思い出す
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