うたの一覧
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へし切
すずらんによく似た花が咲いている白い花だよいつもの小径
14
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恵雪
夕飯を作り出勤する午後は置き手紙書く スマホの時代に
10
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音蔵 雅秀
故郷も 大き目地震に見舞われし 南海トラフ不安よぎりて
2
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音蔵 雅秀
張りし水 波紋を広げ 風渡る 田植えの進み 春は只中
2
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音蔵 雅秀
稲田では 田植えの進み美しき 水面に映ゆる直線模様
6
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音蔵 雅秀
歌詠みを思案しおれば 言の葉の 湧いては消ゆる 形為すまで
2
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音蔵 雅秀
薄紅の 幕をなびかせ目を奪う 玉響の夢 葉桜並木
2
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舞
細き腕まだ子の胸にグローブを構え脱皮す少年の顔
9
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茂作
竹の子の知らぬ間に二三寸 明日と定めて友を招かん
16
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び わ
ペチュニアが薄赤い花咲かせてるバジル寄り添い白く可憐に
4
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横井 信
曇天の山の向こうの街灯り越えて行けない大河のほとり
10
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煌葉
日は沈む 山は大きく 黒々に山を越えれば 君がいるのに
2
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仙人の弟子
穏やかな 川面に涼し 舟の澪 木陰の日射し 波にからまり
4
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うすべに
お遍路の持鈴のひびく石段に べにの彩りしゃくなげの咲く
11
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兎桃
探す目の地面の様に慣れたれば出でつる蕨其処此処と見ゆ
3
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滝川昌之
海出され飯に味噌汁パスタにと神出鬼没 貝党(怪盗)あさり
17
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兎桃
空ぞ良き古老は野良に草を取る逸る心を鎮められぬか
2
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痴光山
顧みれども先を見れどもいまや 定かならずも朧月観る
2
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恣翁
傾きし片割れ月を嘲りて 夜明け烏や 唖々と鳴くらむ
18
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継海
幾分かモンシロチョウが高く舞う真直に伸びん麦の穂の上
6
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