うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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硝子
忍ぶより燃えよわが戀同じくは熱田の宮もおぼしかけらむ
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ななかまど
それぞれの胸の熱き静止画を持ち寄りながらあの日に帰る
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へし切
はなみずき一輪一輪咲き始め ひとつひとつと歳をかさねて
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音蔵 雅秀
人並みに生きられぬとも 永遠の 赤子の君は 父の生き甲斐
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音蔵 雅秀
十月余も耐えて激痛 更に耐え 赤子生む母 ただただ偉大
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音蔵 雅秀
撤去さる 電柱の巣をじっと見る カラスと人の 鬩ぎ合う様
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音蔵 雅秀
俺らしく 良く耳にせど その俺を どこまで知るや 傘寿迫るも
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音蔵 雅秀
よちよちと歩む幼子 眩しかな 命歓び ほとばしるげに
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び わ
成田へと家内とアベック旅行する楽しみながら問題も有り
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神崎 真人
我先と足早に進む勤人 好みて行く者などあらなくに
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茂作
我もまた年をかさねて見つるかな 八重に咲きたる山吹の花
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舞
花咲けど 見せたきひとは すでになく あと幾度かと 語る日懐かし
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秋日好
春花に追い立てられて膝ついて雹の後には青空の月
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うすべに
浜洗う波ほのじろく朧月 龍馬のかげに遠い舷灯
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笹舟
散り果てど水面に返り咲く桜 鯉の花見はいま始まれり
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横井 信
昨晩の激しい雨に洗われてやけにまぶしい春の青空
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継海
チューリップ子房に注ぐ春の陽は薄き香束ね我に届けん
5
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仙人の弟子
逢えずとも いつもあなたは 笑み浮かべ 心の中の 特等席で
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小林道憲
道の辺の垣根にのぞく紫の都忘れに春雨の降る
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兎桃
願わくは普通に逝かむ仕事終え畝の間に隠るるように
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