うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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葱りんと
肌寒しコタツ買ってとねだられる コタツなくてもミカンは美味いよ
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夕夏
でんしまねーがたいかものかげんきんいずこのくにのかへいかちかな
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行中納言中将知師
朝日をばそめつりし血ぞほととぎす からくれなゐの涙なりらむ
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もみじ☆彡
露のせて 色咲き匂う 秋の末 木枯らし招く 白菊の花
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可不可
そっぽ向いた私すこし振り向くと 奴も少しだけ振り向いてゐた
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菊いも
長電話私もそうよウンウンと分かち合う友しばしのやすらぎ
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滝川昌之
大船は撮影所跡 寅さんが遺影で残る街はつらいよ
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菊いも
心こめ長いメールを送りしも本文無いよと息子の返信
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菊いも
眠っても眠っても眠い水曜日土日の疲れ鈍行で来たか
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ななかまど
闇にありサボテンのごと芽をふきぬ寒に向かいて男爵の勢
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灰色猫
巌穴の壁画にひとり星を描く夜空に君を描き足すように
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コタロー
嬰兒の愛しき顏がベビーカーそつと覗きぬ笑顏の老人
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コタロー
穩やかな池の波間の直ぐ上を翡翆青の矢となり飛びぬ
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コタロー
鵯の喰ひたる後の柿の皮三ツ星附けた中身は消える
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コタロー
蟷螂が右の鎌上げ我を見る口をむしやむしや動かしながら
4
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コタロー
青空の遙か上空眞つ白なグライダー飛ぶエンジン鳴らし
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露草
初霜の朝日にとけて穭田は露の群れなす地上の銀河
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幸子
「おい待てよ」「ついてこいよ」と群をなし風乗り回す落ち葉達かな
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秋日好
中世に遊ぶ心に夫への思いを込めて脱ぎゆく衣
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煩悩
つきつめるなら微笑みの口角の上がり具合は天性のものである
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