うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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夕夏
みらいとはさんじゅうねんのへいせいのあしきけいけんいかすことなり
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横井 信
何気なく朝に浴びせたひと言に毛羽立つこころ鎮めて歩く
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ＫＥＮ
淺春の うたかたの粒 枝に留め にほい立つかな 山里の花
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蔓葵
軒ちかき梅のたち枝をもる月のかげさへ匂ふ小夜の手まくら
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うすべに
目覚めれば きみの残り香うすらいで 雪の月夜の藍に梅の香
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可不可
殴る蹴る 勝ち負けよりも難しい 足痕のこさない逃げ道
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こぐまじゅんこ
ぼんやりとすごす時間もまた楽しカフェで流れる曲を聴きつつ
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滝川昌之
泳げずにベッドに臥した人魚姫（マーメイド）「ドナー」という名のキスに目覚めよ
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ななかまど
手持ち金数えておりぬ散歩道寒の戻りし珈琲館に
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是瓜
年々と 忘れることの増えるので ＳＮＳをメモ代わりとす
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あゆか
永久に繰り返してく年行事スーパーへ行きひなあられ買う
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西村 由佳里
あと五回さああと四回腹筋は戦いなんださあ身を起こせ
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夢士
風寒し水鳥遊ぶ多摩の川きらきら流れ春はすぐそこ
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アスリート
一度だけ天駆ける馬我は見し 壁軽々と越えたペガサス
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煩悩
勝ち誇るのは今年一番早く咲く桜でなくて蒲公英だろう
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露草
隙あらば再燃狙う埋み火の仄かなるしも定かなる熱
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詠み人知らず
とこしえの夢の終りを頑なな蕾知りしや朝の光に
6
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清淡
果樹園に獸追ひたる 砲の音に情緒感じる 旅人風情
4
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詠み人知らず
ふわふわとたんぽぽ綿毛風のまま気の向くままに春告げにくる
9
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詠み人知らず
つまみとる指先柔くパンジーの色とりどりに少女笑みたり
6
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