うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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西村 由佳里
全くの初めてさんの気持ちにて読めり先日読んだところを
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詠み人知らず
春雨に蝋梅散り敷く庭先の ペルシャじゅうたん踏みて歩めり
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詠み人知らず
会うごとに防空壕に隠れいる姉妹二人の話を聞きぬ
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由縁
健診で同じトラブル指摘され 二十年前から歪な心臓
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雪柊
「女々しいと」空より叱る父の声涙で磨く小さな墓石
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雪柊
確執の最中に死別し吾が父に孝行せざるを悔いる冬の日
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詠み人知らず
亡き夫 来世があればすぐにでも 知らすといいしがまだ便りなし
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紫都姫
穏やかな 君の声聞き いつの間に 腕抱きて 我眠りおつ
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詠み人知らず
待ちきれず春を訪ねてゆく旅に羽織るコートの花に埋もれり
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び わ
良く晴れて息子の店に車向け商いどうか気をもみながら
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舞
妻の手を良い年をして怖い夢見たとも言えず探す真夜中
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コタロー
高々と山の頂岐阜城の遙か彼方に小さく有りぬ
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コタロー
美術館の繪畫彫刻燒き物の本物觀れば瞳に優し
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コタロー
美しき日本庭園作られて鳰は潛りて魚を食べる
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コタロー
晴れ晴れとバスの旅行や晝食に飛騨牛食べて何とも美味し
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コタロー
岐阜城を彼方に望む美術館我が川柳が小さく貼られ
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夕夏
よのつねでへいせいなよにおしよせるなみでないなみぬるみのなかに
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夕夏
まどわされたくないけれどよのつねでうわさばなしにきょうかんをえる
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夕夏
おもいではおかねもうけにまどわされへいせいにただいきられなくて
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夕夏
へいせいのさんじゅうねんのおもいではせいじけいざいふしょうじはたん
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