うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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夢士
椎の実の木目込み飾り雛の宵婆の形見と娘に贈る
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蓮見
いつかもし、新たな恋と出会っても この後悔は消えないだろう
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横井 信
春へ行く傘を濡らした雨音にオカメザクラのつぼみは緩む
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詠み人知らず
毎日が新しい日の猫が好き君が全てで世界なのです
1
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うすべに
春近し まだ色艶に散り椿 やがて褪せゆくものと知りつつ
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横井 信
雨音に部屋のふたりは言葉なく本のページを静かにめくる
12
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詠み人知らず
「可哀想」な人らしいです、わたくしは。自覺がないのを「しあはせ」といふ
2
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行中納言中将知師
秋の日の奥山からの入相の 鐘の音のあと静かなるかな
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詠み人知らず
健やかに育った娘思いつつ条件反射でちらし寿司喰う
2
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萱斎院
奥山に散りつもりたるもみぢ葉を わけてぞ出づる若菜摘む春
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紫都姫
菜の花の 咲きたるを見て 春を待つ 我の心に 屆く和らぎ
6
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もみじ☆彡
しもべなく 連れ添う雛は リビングの 出窓で我ら 夫婦を従え
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愛
いつかまた会いましょうねとあの星は懐かしい目で瞬きをする
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可不可
御雛様までグローバライズしたら 金髪に赤毛わたしの茶色も
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たたたた
死体の山をかき分けて今すぐに私のことを見つけてほしい
3
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こぐまじゅんこ
はるくんが作ってくれたお雛様見るたびほっと笑顔になれる
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滝川昌之
春雨に紅を濃くして花桃は南斜面の雛壇に在り
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つゆふみ
びしょぬれね 毒はあなたのためにあるしみったれるな血まみれおとこ
5
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つゆふみ
酔いし母二階の床に運ぶ夜くびながりゅうよ窓までとどけ
4
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つゆふみ
泣けよ夏 二度と泣けない男の子どうしてもなら泣いてくれ夏
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