うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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ガビー
新妻を我が穴倉に秘匿する 罪の匂いの朝の出勤
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へし切
空の上は極楽浄土と言ふらしい行きては帰る者のなければ
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茶色
盆送り黄泉へと還る精霊を月読様はじっと見守る
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茶色
盆送り花火を上げて別れ告ぐ夜空を照らす月とともに
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杜鵑草
魂見えぬ名残りあらせて送り火を焚く今宵こそ侘しかりけれ
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茶色
歯科医院独特の音子の泣く声大人にとっても試練の時間
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舞
火の酒に浮かべた氷私だと小さく鳴らす女の記憶
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び わ
びしょ濡れで台風七号猛威受け昨日の暑さ吹き飛ばされて
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茂作
文人の昔住みにし家の跡を ひとり尋ねる鎌倉の里
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恣翁
帰りせば ゆかしからまし 故郷の 空気の色や土地の匂ひが
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音蔵 雅秀
モクモクと入道雲の峰つくり 青空に立つ まさに夏空
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音蔵 雅秀
風の音盛んにすれど 建物に 沿うて吹きおり 部屋には入らず
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音蔵 雅秀
硬き実も 焼けばホクホク美味になる 栗育ちゆく 秋の味覚の
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音蔵 雅秀
送り火の揺れる炎に浮かぶ顔 一年経てば また逢えるよね
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音蔵 雅秀
吼え荒び シャッター叩き揺さぶるを 停電怖れつ過ぎゆくを待つ
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兎桃
世の中に地震台風雷と思うにならぬ事ぞ多かる
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横井 信
まだ夏を集めて歩く田園に遠い野分の浴びせる熱波
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茶色
耳すます心の音が聞こえれば歌詠む泉湧いてくるかな
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夕夏
こくみんはくにのざいさんそうさいはぎょうせいしゅどうおひとりさまの
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ブー太郎
送り火の燃え盛る火に声かける又来年ね 肩震わしつ
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