うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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ＫＥＮ
ひまわりの嘆き知らずも乞ふものは同じと思ひ また夏送る
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恵雪
戦争の愚かさ伝ふサイレンを未来の若人繋ぎゆかばや
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杜鵑草
霊感のある身なりせばよからまし居るやといかが妻に問ふべき
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うすべに
なつかしいご先祖さまも集まって むかしばなしに花の咲く夜
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秋日好
夏衣脱いだら二度と着れないと盆の宵闇歩き続けて
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茶色
終戦日迎えた今も世界では争い絶えず潰える命
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茶色
ことごとく破壊尽くされ荒れた土地地球の寿命縮まっていく
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兎桃
窓外の白暑の景に負けそうなスカルラッティ涼しき調べ
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kenken
追ひかける 青き首輪の 犬の仔の 見失ひけん 白山のやまびこ
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kenken
蝉の声 絶えず響くか 執着と捨つるは易し 覚悟と呼ばん
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滝川昌之
ほぼ空の腹を震わせ鳴く蝉が境内に降る嗚咽のごとく
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Aquarius
最凶の予測生物「鳥」達はトラフ程度じゃ気にも留ない
1
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痴光山
三月前の水張田に早や蒼々と 稲穂垂れをり 米求むる和
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まっち棒
もろともにあはれと思へ金盞花うきよいづこに母宿るらん
1
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ガビー
ひらひらと手を振り妻は外出す 車中の顔は期待に満ちて
2
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ななかまど
もし我が翡翠なれば総身をコバルトブルーに染めて飛びたし
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まっち棒
夏の海雲居に紛ふ白浪を焦がれ叶はぬ水平線かな
3
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シダ
帝国の加害を記す碑を毀ち被害者顔の八月が来ぬ
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び わ
大切な睡眠の質浅くなる時間は豊富あれこれ工夫
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恣翁
鳴く虫の幽き調べ 露を置く朝の風を偲はするかも
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