うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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仔柚
ごめんねを先に言われて行くさきが無いごめんねのためにしたキス
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兎桃
慰みに牛筋カレー手作れば妻と息子の帰りぞ待たるる
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滝川昌之
弱りゆく俺に背を向け小刻みに震える妻の「空知らぬ雨」
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Aquarius
今程に暇潰しなどない古代対価払って重たい施策
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へし切
病むまでにこころ苦しめ追いつめた人みな死ねと願ひてしがな
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恣翁
「厠へ」と言ひ繕ひて 乾きぬる会話のけりを 一先づ付けむ
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Aquarius
目的や演じる役目失うと途端にこの世輝き失くす
1
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夕夏
じゅうたいをしんごうむししじてんしゃがきょうしゃとなっておいこしてゆく
2
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舞
デートへと若き女の心意気ほのり色づくミニスカの脚
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Aquarius
暇潰しナスカ地上絵ピラミッド暇のついでに人を殺そう
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び わ
手話の会三人揃い担当す三人三脚楽しく回し
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茂作
刈り捨てし大葉の枝の香に匂ふ 秋の畑に鍬入れるころ
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デラモルテ
今はただ穩やかな日々喜びと充實の時こころ潤す
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横井 信
収穫を終えた野菜のカゴ抱え畑の隅で陽だまりに立つ
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兎桃
来光を祝う様には聞こえねどヒヨドリ繁く鳴き交はしたり
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うすべに
金色のつめたい風に冬支度 すすきの原に野紺菊咲く
7
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仙人の弟子
風温き雨降る前の帰宅道朝着たコート夜は腕にて
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ＫＥＮ
やはらぎに寂しさ添へしこはるの日子の手をつなぐ影長き道
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茶色
夕暮れの寺院の路地にもみじ葉の紅き絨毯踏むを躊躇い
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茶色
華やかに景色彩るイルミ見て寒さを忘れしばし佇む
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