うたの一覧
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ながさき
群青の 海に降る雪 消へ去りて 老ゐたる父母の 悲しみの聲
8
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澪子
この春も川の中州に咲き初めし母の香りの水仙の花
14
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わかばみち
縁の下の力持ちで過ごす日はそれも良しとし月を見上げる
5
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継海
電線を見上げて問へば初空と巣立ち雛飛ぶ力任せに
9
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恣翁
傾斜地に ずらりと並ぶ建売の住宅 砂糖菓子に似るめり
8
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うすべに
風止んで立ち待ちの月 横雲に梅のつぼみの影絵うかべる
10
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雅音弁天
立つ波も雅なりけり竹生島 天の楽琵琶浦に秘めむや
3
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痴光山
冬陽射す公園に汗する老夫婦 バトミントンは空振り多し
8
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千映
五十代の日記を見れば顔ほとるペンの描写は記憶を越える
5
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ななかまど
みずからのエチレンガスに赤くなり林檎はさらに熟れて劣化す
12
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へし切
生きづらきことも多かり現世の怨みは老いて夢かとぞ見ゆ
0
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千映
乗る舟があった悦び噛みしめて密かに深夜岸を離れる
8
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へし切
仏前に さくらの花の一枝をお供へしてし 春をことほぐ
10
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兎桃
彼岸へとあと幾人を送れるか吾が乗る船の見ゆる時まで
6
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千映
過去ばかりどんどん増えてこの重み背中にくいこみまた身が縮む
7
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千映
情深きあほな女の一生も鴉のカーで削除されるか
5
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ひよどりよりこ
白い皿汁浸すとき海のない県の渇する心を思う
1
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ひよどりよりこ
白雪のごとき残飯分け合えば歯にしみわたる孤独を思う
5
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ひよどりよりこ
狼の踝欲しき金色の毛が生えそむる星の尾を曳く
1
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桜田 武
露に兵送る北鮮の長の酷さ異国で無為に死ぬ兵哀れ
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