うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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田中ましろ
地下鉄の「広尾ー、広尾」が「疲労」って聞こえてもまだ遠くのあした
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水煙
若草の薫に酔い我も迷うなり 木陰は濃ゆくいのち溢れる
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詠み人知らず
いちにちを誰とも会はず過ごす日のときゆるやかに流るるを知る
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水煙
生臭く湿る木陰に紫のつゆくさありて 銀河流れる
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水煙
鳥かごが壮麗なりと自慢する 鳥は飛べるに親子面談
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紫苑
楡の木のしたに広がるひとの世はみにくくかなしそしていとおし
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紺
きょうだけはうれしくないな 寝る前にかばんに詰めた折りたたみ傘
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紺
気づくのはいつもわたしのほうだった触れたいことも忘れたいことも
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詠み人知らず
服を着て寄り添いながら眠りましょう愛してるなら今夜はそうして
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キタハラ
減らされたくすりの数に反比例して増えてゆくあかるいひかり
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田中ましろ
このままじゃ野良猫だった日々のこと忘れてしまう。ひざ、いいにおい。
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キタハラ
職安のおねーさんからスマイルが伝染ってしまいました にこにこ
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詠み人知らず
うすぎぬに白檀の香を焚き染めて眠ろう多分あなたに会える
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詠み人知らず
もう二度とあえないひとの面影のため ひとりきり 白檀を焚く
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詠み人知らず
平日の県営無料駐車場午後二時営業マンの熟睡
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詠み人知らず
ぬれそぼる緑色濃き庭先に君のまぼろしあり半夏生
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葉月きらら☆
画面越し広がる世界に恋をして 詠むより読むが楽しくなる
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宇津つよし
ラーメン屋に化けたい気持ちよくわかる カップ麺ども我が道をゆけ
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田中ましろ
君だけが降り積もってく雪原の白がきれいで壊したくなる
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銀ねず
９月から「だいすき禁止条例」が施行されます。ええ、死刑です。
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