うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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キタハラ
手がキュウリくさくてずっと嗅いでいる 夏をはじめる儀式のように
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紫苑
潮の満ち干を語るひとよ なにゆえにかくも安らにすべてを容れる
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詠み人知らず
風に乗った 香りには 覚えがある 脳に刻まれた 去る人の香り
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ミムメモ！
るーらー。ところどころで区切られたプラスチックが歌うのでした
8
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志慧
柔らかな君のまぶたを削りとる三エイチ鉛筆のとがり
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ミムメモ！
ごまかしを覚えてしまったまっすぐにならない線を空中に描く
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キヨム
ぼくのこと殴ればいいのに いつもより本の捨て方がきもちわるい
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葉月きらら☆
空色のワンピで街に繰り出して 解放感を味わっている
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虹雲
楽しみは離れし吾子のたまさかに携帯電話に声光る時
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ゆら
何故だろう世界はこんなに辛かった 飛行機の窓から覗く海水
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たんぽぽすずめ。
楽しみはカゴにタコ焼き一人分増えて夕日に 漕いでいる時
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やすむ
きっとさっきまで楽しかった気がするからわすれるすべてこわくはないよ
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やすむ
ため息を悪だと思うときは過ぎ苦い卵を集める日々も
1
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やすむ
野の熊に退化はないと伝えても笑ってくれるかわかんないなー
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やすむ
明るくて喪中のような空にむけ進化のよさを説くひとりきり
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やすむ
あさがおにタクシー帰りとがめられ争う姿勢のむしむし四時半
3
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詠み人知らず
楽しみは苦手分野の物事を不器用ながらもチャレンジする時！
11
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詠み人知らず
逢う宵に羽織る浴衣は漆黒で夕陽で焼けた鼻緒で飾る
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詠み人知らず
朝顔は「おはよう」といえば青く咲く 「ただいま」といえば紅く咲く謎
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ふみまろ
蒼天の飛行機雲がまぎれゆく ふたりの夏の記憶のように
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