うたの一覧
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白灰猫
トイレにて 生暖かな血液と染まりゆく水 蔓延る鈍痛
2
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やながわ亜弥。
見たくない現実を見ろ コンパスと地図を見つけた意味を見いだせ
4
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詩月恵
周りには話せなかった人がいた誰も知らない わたしの大好き
8
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詩月恵
あの日見た背中を忘れられなくて冬の雷まだ聴こえている
3
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紫苑
わかさゆゑのゐろはたやすくうしなはれゑひてつまびく「をとめのいのり」
2
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庭鳥
またこんな季節が来たと告げる風お肌ぴりぴり気がつけば秋
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悠々
月ミレバ花ヲホシガル花ミレバ月ヲホシガル女カワユシ
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紫苑
若き日の気負いといたみをはらみつつジイドの風はホライズンブルー
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生レバー
突然に かごの扉を開けられて自由にされて ただ生きづらく
2
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詠み人知らず
友達の友達はアルカイダです我が家の向かいもアルカイダです
1
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詠み人知らず
期限切れ間近特売品「アドルフの唐揚げ」「ヨシフのミリン干し」
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詠み人知らず
夜毎、ハイウェイを飛ばす我らもやはりナチスなのでしょうか? 先生。
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佐々一竹
横丁の猫が過ぎゆく横丁の猫は尻尾を天に突き上げ
3
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ミムメモ!
歓声をあちこちに撒き大縄のむかうに食はれてしまふ子供ら
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ムラサキセロリ
恋愛は変態「メタモルフォーゼ」だ美容院の床の黒髪で君に架ける橋
5
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宇津つよし
うごかない漬物つける石みたい台車をおくれ僕のココロに
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8月24日生まれ
眠れずにガラスでできた感情が どこかで割れる音を聞く夜
4
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久地宗吾
夜に聴く昼影に聴く、一度でもなされた行為はつぐなえぬ、と。
5
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キタハラ
酸化した恋をあなたは友情と呼ぶけどそれはただの思い出
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キタハラ
その指にふれたいなんて思うのはおそらく生理前だからだわ
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