うたの一覧
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下地杏
映画館を出て散り散りの幻がひとつひとつのドアへと帰る
4
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下地杏
日曜の午後の新宿ピカデリーフィルムが切れるまでの正夢
5
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向日葵
断ち切れぬ秘めた想いの糸は切れ泣きながら咲く十月桜
6
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田中ましろ
ガチャピンに嫉妬している赤いのが完全犯罪をひらめいた
5
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田中ましろ
えいえんのなぞかけをする きみとただ答えをみつけてしまわぬように
10
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詠み人知らず
「花の色はうつりにけりないたづらに」いたづらでもいいかえたいココロ
6
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庭鳥
今の客前も後ろも嫌な人目顔で話すパークのモグラ
4
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庭鳥
経験と資格どちらが上ですか?経験ですが、人柄が上
7
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八須靖人
きりきりと 胃は痛みつ 我が涙さめざめ流るる 霧雨ほろろ
2
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光源氏
琴の緒に祕めし憂ひを思ふらん都わすれの鳥をながみて
11
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光源氏
松風の歎き忘るる琴の緒に衣の裾は濡れてそよぎぬ
8
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猿ノ丞狂介
年の内にボケは来にけり娘子を小夜とやいはむ雪とやいはむ
6
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光源氏
戀ひわぶるさやけき月を隱さふは泪の雨と沖つ白浪
6
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さる
冷える夜 暖炉の薪を 加へたり 燃へる火あかく 壁を照らすも
1
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光源氏
わたつみの波間に見えしたまゆらの露ぞこぼるるあはの夕暮れ
10
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恋花
伝えよう世界に一つだけの歌ナンバーワンにならなくていい
6
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光源氏
過ぎゆかば露の命と消え果つる契りの道ぞ限りあらざむ
9
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天鈿女聖
週末は全部予定がはいってて眠れる森の美女になりたい
4
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メイ美
数値上 生産してない人生だ 仕分けされたら 私は不要
8
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メイ美
なにもかも やり直そうと思うとき、自殺の二文字 浮かんでしまう
1
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