うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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悠々
幸福の微妙な予感とっぱずれ馬券引き裂きオケラ街道
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トーヤ
立ち位置を形態ごとに変えてゆくブログはきっと読書記録に
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トーヤ
あちこちで人は呟く海の中仲間を探すさかなのように
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トーヤ
火曜日はいつも嵐が吹き荒れる今日は凪いでる不気味なほどに
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朋月
君ってさ不器用な人だよねって傾げたままのひまわりが言う
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浅草大将
月もなく懐さむきこの夜にぞなど雁がねをかへすべきやは
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浅草大将
みすずかる信濃の高嶺雪ふれどはや春なれば梅の香を聞く
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浅草大将
うぐひすの谷に姿は見えねども日暮れの里に声ぞわたれる
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詠み人知らず
三月の日差しは淡くあたたかく沼の底までやさしく響く
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光源氏
往生は浄土に生まるといはれども二上山の魂はさまよふ
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たちかわ
背筋をきたえようしろからきみに抱かれていても泣かない、朝日
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たちかわ
憂鬱はグレープフルーツ歯のついてないスプーンでは掬えないかな
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山桃
宵の空灰紫に閉ざせるは宙の水とか落ちずに浮かぶ
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薫智
美しく世界を見てく眼差しで違った世界へ繋がっていく
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ふきのとう
吾待ちて胸に飛び込むわが犬を熱く抱きしめしばし離さず
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薫智
髪の毛は好みがとても表れるのみ込まれてく漆黒の絹
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ふきのとう
穏やかに波寄せる諏訪湖に立てば由布姫の心哀しくうつる
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光源氏
あめつちの生住異滅の移ろひに微動だにせぬ如來光明
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ふきのとう
小糠雨 あま音さえも湯けむりにやさしく響く下諏訪の宿
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でくのぼう
降る雨の持てくる春の聲聽かば君が家路は戀しかるらん
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