うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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光源氏
まぼろしの心につもるしら雪よ夢も此の世も深き心地に
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光源氏
そほ舟に小雪めぐらすますらをのみだれの袖にともの音ぞなく
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光源氏
身をよせて咲くや此の花山ざくら涙の露を永久にはらへし
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椿
つかのまに甘味をとれば洋菓子のぽきりと折れたプラットホーム
1
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光源氏
君が代に祈りをこめし山ざくらいづれの日にや散りてはつれど
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詠み人知らず
草原のひなたのような糸を編むまだ見ぬアラン諸島の模様
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詠み人知らず
バッテリーあがってしまい立ち往生不思議なキーがいまだわからず
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波江究一
何ひとつ遂げしなき身をあはれむかふかぶかとマフに包む晴れ着は
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詠み人知らず
さよならを言うときは今またいつか巡り逢えますように
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ケンイチ
成人を迎えしわれの妹が違和感のある晴れ着でほほ笑む
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ケンイチ
ふるさとの日は遥々と背を照らし我が妹が成人となる
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のびのび
この胸のどこに響いているのかはわからないけどゆずさんは泣ける
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のびのび
絶対に枯れない硝子のひまわりがじゅうたんに落とした焦げ茶色の種
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のびのび
あの頃も今もこれからも苦手でしょう早寝早起き整理整頓
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のびのび
ハンカチを借りる軽さでおじさんは「ちょっと拝借」と父を連れだす
4
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のびのび
「あーしゃんと呼ばれるのはそろそろ辛い」半世紀ちゃんの夫の言い分
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谷川めぐむ
セメントをぶっかけといてそこに咲く花に感動してるのはなぜ？
9
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山桃
沈む陽の中心にある翳りから昼の光を吸い込んでいる
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山桃
里山の手入れをすれば切られ蔓 野薔薇 山女 藤 実葛
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紫紅
近頃は仰ぐばかりの弟子の背目出度くもあり愛でたくもなし
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