うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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詠み人知らず
雪の日もすました顔してピンヒール負けてたまるか女は根性
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田中ましろ
会いたいが溢れ零れる電話越しもう戻れない終電に乗る
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田中ましろ
うつくしい歌じゃなくてもいい いつか誰かに染み込むような歌を
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薫智
才能があるではなくて自己をみて戦い続ける人が天才
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薫智
うたのわが飛躍していくどこまでもあてもないままわからないまま
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庭鳥
息止めて一気に上げたファスナーは脆くも破れ首もげました
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葉月きらら☆
逢えて泣き逢えずに泣いた夜があり結局わたし泣いてしまって
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ふきのとう
「バイバイ」と手を振りながら幼な子は明日会えるもなごり惜しげに
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ふきのとう
チョコボール母に内緒とほおばれば甘さ広がる孫との時間
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さる
冷た雨 重ね正月 庭ぬらす 雨待ち草に 恵みの雨と
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団右衛門
昔日の 夢を煽るか 荒れ吹雪 凍土の底で 未だ溶けぬ火
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山桃
枯れ残るこの草あの草見覚えの夏のやんちゃを鼻先に下げ
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紫苑
ぬばたまの闇に滾り落つる脳漿を受くるてのひら恋う白日夢
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詠み人知らず
寂しくて 泣いてもいいですか 問いかける先にあるのは 真っ暗な空
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山桃
山里にしづかに冬の雨は降り風切羽を震ふ鳥ゐる
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庭鳥
雪備えシャベル用意し積もるなら雪掻きせよと決まったらしい
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山桃
逢ふことのなき花思へば彼岸花なにか冬雨の葉に冷たかる
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鈴桜
今も猶降り続くかな雪の花我の古手の痛むが如く
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悠々
そのかみの琉球国より流れ来て奈良のやまさと佳きひとに遇いぬ
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山桃
平みたる野に枯れ芒ひとつ立ち茫漠として冬を見てをり
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