うたの一覧
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羽
夕暮れて君に手渡すノートには春にとどめる名残りの言葉
12
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楓
赤い橋吾も渡らずこの次は渡ってみたい松島の旅
7
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龍翔
「叶う」とか「叶わない」とか考えて自分の夢を分別している
5
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夜老猫
戯れと気付いていても 優しさに甘えていたい 夜が明けるまで
2
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浅草大将
夢路にぞゆらゆる影を追ひ追へば君や何処の春のかぎろひ
5
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リンダ
わたくしも熟女と言われる歳となり赤子を抱けば孫と聞かれる
2
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谷川めぐむ
あたたかいけど深入りはしちゃダメな彼はコタツと呼ばれてました
20
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粕春大君
咲きそむる奥つ山辺の梅が枝はひと訪はざれど春をわすれず
18
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谷川めぐむ
愛されるより愛したい?私なら愛されるのも愛すのも無理
1
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谷川めぐむ
卒業後二年が経って友達は同級生になってしまった
6
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紫苑
飄飄と鳴る風にたつ白樺に樹液のながれ脈うつを聞く
11
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谷川めぐむ
さらさらと流れる髪のその先に柔らかな風吹くような春
7
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蛙の庭
星々とわれと猫との間隙に淋しき冬のとどまりてをり
6
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蛙の庭
荒野にて星を見上げる猫がゐて淋しさがふと誰かに落ちる
7
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大河千紋
雪里の夜ゆく乙女の墨染のころも色褪せ星霜ぞふる
9
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蛙の庭
月は冴え薄青き雲が空渡り荒野にポツリ猫が見上げる
2
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大河千紋
許されぬ君との逢瀬の残り香にはせる想ひを何とや言はむ
6
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トーヤ
落ち着けぬ時間が高く積まれてく詠めぬ時間は同じく積まれ
4
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詠み人知らず
良く生きるのならば開き直るべき善く生きるなら迷い続けよ
4
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トーヤ
柔らかな落ちて行く陽は教えてる四時の明るさ流れる季節
2
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