うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
|
|
-
光源氏
深深と積もりし雪にうなだれて皆寒寒と口を閉ざせし
7
もっと見る
-
紫苑
春浅しあはき夕陽に裸木の黄金に染まりやはらぎにけり
6
もっと見る
-
たんぽぽすずめ。
風笑ひ寄り添ふ梅の写メに書く離れていてもあなたと一緒
8
もっと見る
-
山桃
戻り雪ためらひながら散り来るは誰がさしかけし傘ならむ
4
もっと見る
-
粕春大君
暁にむすぼほれたる池にこそ吹け蒼天より来たる東風
18
もっと見る
-
詠み人知らず
夕暮れに一人たたずむ歩道橋寂しくないよ また会えるから
1
もっと見る
-
薫智
出会いとは偶然なもの二度ならばそれは運命三度で奇跡
9
もっと見る
-
千紘
往く季節 きたる季節に望みては花の盛りぞ何より嬉し
5
もっと見る
-
たんぽぽすずめ。
月照らす碁盤の辻で逢う笑みを五重の塔が見守る京都
6
もっと見る
-
卯月
春立つと今日の暦は言うけれど水道管は嘘をつかない
2
もっと見る
-
杏子
風呂あがる 赤子に 涼を入れんとて動かぬ腕で 団扇を扇ぐ
5
もっと見る
-
光源氏
雪折れに怯えるほどに我が庭の木々は頭を深くさげたり
11
もっと見る
-
海月琉珠
恥ずかしい僕の一部が愛されて解けて流れてセカイは変わる
5
もっと見る
-
芳立
あづさゆみ春立つ朝の銀の忘るなとてや敷ける雪かな
10
もっと見る
-
芳立
春たるは摂氏二十と定義せり今日立ちぬとはつゆも受け得ず
5
もっと見る
-
野比益多
みしみしと空気にひびが広がってパカリと笑うできたての青
10
もっと見る
-
光源氏
しんしんとただつもりゆく雪の間にただひそやかに椿は濡るる
16
もっと見る
-
やながわ亜弥。
Ｃだけにフェルマータただ響かせてフェイドアウトの幻想をみる
4
もっと見る
-
山桃
時籠めて盆栽の梅花咲けば苦しきのみの匂ひかぐはし
6
もっと見る
-
杏子
夜半過ぎ 蒲団の中に 忍び入る声なき雪と 除雪車の音
6
もっと見る
