うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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龍翔
好きだけど別れよう とか考えている 環状線の外回り
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龍翔
爪切りがどこにあるかも分からないあなたを置いて逝きはしないわ
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庭鳥
こんもりと山になってるさつま揚げ一箸行けばすぐに平地に
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詠み人知らず
立ち行かぬことが重なり固まった指が打つ三十一字の苦悩
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詠み人知らず
きうり苗植ゑて支柱をさがせれば亡き母のいわえし紐つきし
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庭鳥
温泉の匂い漂う岩塩をトマト振り振り山の匂いだ
7
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ゆびきゅ
この世から立ち去るときに省みる 葬るに足る自分であるか
12
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ふきのとう
行きつけの整骨院固く閉ざし静かなるを気にしつつ過ぎる
4
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浅草大将
あおい葉が一枚残る また逢えるかもの祭に君は来ぬまま
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ゆびきゅ
満月は静謐な湖のうえ あるいは孤独な糸杉のうえ
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ゆびきゅ
牛乳にミルクを入れてかきまぜた 君が笑った ぼくらの朝だ
18
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芳立
御光のみえぬわが眼と知られてやさやかにさせる月のたくらみ
13
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詠み人知らず
「遠出だ」と 貴方と一日 歩いた地 毎日電車で 通過している
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まるたまる
我が友は実の母より完璧に母が如くに吾を迎えん
16
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伊藤透雪
たらちねの 継母（はは）を思へば反り合わぬ事ごと超えて 切れぬ縁ぞ
3
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詠み人知らず
思い出も消してしまおう今すぐに斜めに掲げたデジカメに傷
6
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まるたまる
最高に楽しんだ後最低な気分ひとりの山の手線にて
12
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詠み人知らず
運命を変える為自分で空けたピアスの穴も忘れかけてた
2
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詠み人知らず
悔しくて思い出したら泣き出しそう中央線は今日も満員
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水島寒月
くれないの日日草は今朝もまたひとつ蕾をほどかんとして
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