うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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佐々一竹
徒に革命を説く汝なれど武器も同志も未だに持たず
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佐々一竹
黒猫がするりと枝を駆けのぼりあくびをひとつ 夏がはじまる
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庭鳥
見下ろせば長方形の組み合わせ高速脇の青田がそよぐ
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悠々
雜草といふ名の植物なけれどもまがふかたなきわれは雜草
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庭鳥
ジャスミンの小花がひらく吸い込めば甘き吐息が胸に絡まる
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庭鳥
黄砂降り雨吹き付ける様を見て君の勤めの多さをしのぶ
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庭鳥
攻略の旗が立ってる絡む蔓風に吹かれて藤花揺れる
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庭鳥
地は青田山には緑絡む藤誇らかに咲く力示して
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浅草大将
ひさかたの天つ香りをふかみ草などから国の色に咲きぬる
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螢子
我よどみ君は流るる水ならばともにすごせぬ現在も未来も
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詠み人知らず
ぬるま湯と ぬるい空気を 抱き締める 腕には閉じた 傘が一ふり
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螢子
スヌーズの目覚ましの音遠く聞く雨が「いつも」の朝つれてくる
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詠み人知らず
傘と腕 濡れたぬるさに 驚けば 雨雲の上 春が笑った
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まるたまる
名を呼べば蔓を巻き付け愛しきやし君の吐息に濡れる昼顔
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螢子
君はもう結婚したのかしてないのか分からないまま不安の種よ
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山桃
客人に捧ぐる水ぞ目交ひに上げて歩めばとうとうたらり
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ゆびきゅ
「イカれてる」「あなたと一緒のときにはね」この道を行こう イカレたままで
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ゆびきゅ
まぶしげに 子鹿は青空を仰ぎ 母のお腹に首をあずける
12
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詠み人知らず
わがことで悩む心を人のため使えば大きな喜び生ず
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紫苑
雜草よ貧乏草よとひと云ふにふくみ笑ひのしろき花群
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