うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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キノシタサトル
紙パック麦茶がダメになるまえに喉が渇いてくれますように
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トーヤ
少しずつ田植え始まる帰り道水面に映る母校の姿
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庭鳥
書き取りの練習すれどぎこちない記号が並ぶデバナガリ文字
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キノシタサトル
あわあわとからまるいとのてざわりにぬけるだけゆびのちからをぬいて
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庭鳥
右左それぞれ二本指立てて友の赤子はすやすや眠る
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まるむん
無表情で満員電車に揺られている電車の軋む音だけ響く
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まるむん
早口で話す人らが通り過ぎ置いてけぼりになる雨の日の
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山本克夫
生きてきた時間より（たぶん）生きられる時間のほうが（たぶん）少ない
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トーヤ
ロックの日教えてくれたタイムライン気がつけば今ＧＯＮＧを鳴らす
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まるむん
光合成阻む曇天低気圧の空よ我から言葉を奪うな
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まるむん
曇天の街を滑るよ銀座から有楽町まで低空飛行で
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トーヤ
正直にきれいな腕じゃないけれどはや夏が来たこんな腕にも
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まるむん
楽譜見て小学生のつぶやける「まぼろし行きの電車が来ます」
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螢子
君とふたり一緒に歩む夢破れ山河けぶらす涙雨降る
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綿花
こんな夜は魔法の杖を振り立てて目を閉じさせて眠らせないで
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悠々
息を止め石榴の花の下を過ぐきみ美しきいざくちずけを
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詠み人知らず
アーリントン、墓地の名前です。幾万の殺し合いです。戦争墓地です。
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詠み人知らず
とおかけた 拍手を胸に 誓うのだ 三十一文字の 花咲かせると
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詠み人知らず
台所ぴかぴかみがき漂白すなぜか心もすっとおちつく
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浅草大将
音も憂しの心疵断つ身生ひつ辞して去る鳥の逝ぬる亥の刻
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