うたの一覧
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林ユキ
金銀のあかりこぼして佇めばさびしき春の夜の摩天楼
15
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浅草大将
眠らへぬ夜をあかしのありあけのつきぬ思ひもいまは昔に
14
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悠々
しらうめと紅梅ならびてひとえだによりそひて咲く春ねたましき
11
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螢子
小夜更けて幼馴染を訪ぬれば一瞬にして幼に戻る
10
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螢子
空港のプラザで偶然見つけたる君に貰ひし熊は思い出
6
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粕春大君
軒端なる古巣たづぬるつばくらめ飛びかふ春になりにけるかも
23
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螢子
家あけし二日の間にふるさとも花は盛りを迎えてをりぬ
10
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螢子
その昔陸の孤島と呼ばれたる我がふるさとは日本のチベット
8
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たんぽぽすずめ。
六十年の寿命と知りて接ぎ木せむ古人を染井吉野へ浮かべ
8
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浅草大将
身の丈に合はぬこの世に笹がにのくもなき空をただ憧れつ
14
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リンゴ
さよならを告げる唇怖くって俯いた先に桜の花びら
3
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平 美盛
月明り 杯に映して 一息に 桜肴に 月を飲み干す
13
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詠み人知らず
蜜蜂の蜜吸うように伏せている姿愛しき誰より愛せ
3
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詠み人知らず
ちょっぴりの散財しても芯の芽は疼き治まる事を知らない
2
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芳立
写真なる花うすべには白妙に君が笑まひの桜いろ咲く
9
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詠み人知らず
生きてればきっと良い事悪い事同じ数だけある気がしてる
3
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詠み人知らず
我が子にも桜ふんわり舞い落ちて掴んで笑うねぇきれいだね
4
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たんぽぽすずめ。
温風に舞ひ散る桜へ君が笑む褪せた写真を胸で焼き増す
8
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田中ましろ
特製のバニララテでも笑わないあなた 終わったことを聞かせて
5
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浅草大将
ひな曇りうす陽もささぬ道ゆきにふる春雨のいとも苦しき
13
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