うたの一覧
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び わ
悲しくも七夕の夜雨が降るひこ星織りひめ会えぬ涙か
4
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茂作
自墮落に老ゐる恐れに急かされて 吾は畑に自轉車を漕ぐ
14
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アガサ
七夕は地上は憂いが満たせども 雲間の二人の逢瀬喜ぶ
4
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灰色猫
七夕に命日来たる読み返す父が残した歌集をひとり
10
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灰色猫
誰しもの病が癒える願い込め笹へ吊るした短冊ひとつ
4
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夕夏
しゅうかつにあけくれてなおせわしなくすごしたのちにしゅうかつをする
1
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夕夏
あなたがしゅうしょくしたとしわすられぬおーえむわんがはつばいされた
1
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ハーコット
随分と弱くなったな アルコール7パーセントでふわふわしてる
3
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横井 信
たれこめた雲の広がる七夕の田んぼの中に鳥はたたずむ
8
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トウジさん
陰膳を据えて今宵は天の川逢ふが道理の結婚記念日
8
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草木藍
立ち上る積乱雲と青い空夏の盛りを七夕に見る
6
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夕夏
ねんきんとちょちくもやめてべーしっくいんかむきそにぜいせいかえる
1
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夕夏
ろちゅうのへいきつかうときろちゅうのままじゃうごかせぬやものっとられ
0
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スガカンタロウ
念願の やっと収穫 旨きナス吾泣き濡れて ナスと戯る
2
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KEN
もどかしく ひとつ咳する 緑葺く 稲田の向かう 湧く雲に噎せ
9
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詠み人知らず
頬赤く マスクの蒸れた 息づかい ふらりと揺らぐ 暑さに弱く
3
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普徳亭大崇
胸の奥 想いを渡せ 天の川 雲無く明かせ 今夜ばかりは
4
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うすべに
園庭で笹の葉揺れる 短冊に幼い文字で戦争やめて
7
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滝川昌之
この夜だけ地で瞬くのは遠慮する「天の川光れ」ホタル一同
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ななかまど
それぞれに違う世界を生きており電車の中にスマホ持つ人
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