うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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詠み人知らず
鳴らされし太鼓、笛、鈴、やや暗き夕暮れの下八幡様へ
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詠み人知らず
そしてまた神事奉行や神楽、山車話の的になる日々が来る
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横雲
夏ふかき朝に涼しき風立ちぬ軒端の竹に薄き衣に
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元円
老人の問わず語りにうなずいて山間の里思い浮かべる
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狭霧
あまつそら降る照る繁く変わらいて色香褪せにし薔薇の憂鬱
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平 美盛
涼やかに 流れる風を 受け流し 舞うが如くに 風鈴は鳴る
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紀湖
萼に落つ梅雨の雫を蓄えて 啜りきらめく闇夜のアジサイ
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紀湖
灼熱の日差しと噎せる水蒸気 物陰にそっと紫陽花揺れる
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卯月
名も持たぬつまらぬ身ゆゑ山吹の菅笠ならぬみのひとつなし
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ゆうくん
ペリー祭 優しい家族が観る空は 祝いの筒が 鳴る音を待ち
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まるえふ
三連夜仕事をしてる夢を見た残業手当もらえるのかな
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笑能子
梅雨でさえ流せぬものがあるならばいっそ陽射しで蒸発させて
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聴雨
君恋ふる夜には星を眺めつつ朝には鳥を聞いて満たさむ
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ケンイチ
栓抜きの練習と云ひ味見と云ひシチリアワインに酔ひにけるかも
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原 沙良葉
君が理系だと分かってて言ったんだ「今夜は月が綺麗ですね」と
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原 沙良葉
ツウワジカンヒョウジ以外は動かない言いたいことの言えない夜中
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原 沙良葉
おもいおもいおもいと呻く僕だけど君へのおもいは例外なんだ
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あどりあん
何語る青空の下の忠魂碑 浮世も難し蝉時雨まえ
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ケンイチ
ほろ酔ひに白雨の音はやはらかく夏の一日を滅ばせゆきぬ
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詠み人知らず
逢はでただ夜の更けぬるをあかつきも近くの空の松虫のこゑ
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