うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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京
シンハービールに氷をいれて飲むことしの夏の虫のぬけがら
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薫智
お帰りと僕を迎えてくれたのは変わらぬままの海の青さで
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くぼ
平穏を卑猥な歌で祝うから明日天気になりますように
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漆黒
真っ黒に心覆って生きている時もあるから輝きも増す
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漆黒
漆黒の髪が一番綺麗です日本人ならそう思うんだ
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あそびくも
珠待てど携帯カメラのレンズ越し照れて隠るる盂蘭盆の月
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三嶋
空ばかり見て歩いては つまづいて 地の強かさ知る歓びよ
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ゆうくん
盆の月 月影色の 笹舟で 君と旅せん 星の夜空を
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恣翁
盆の夜の 広場に集ふ ペルセウス 流星群を 見る同期会
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詠み人知らず
夜啼きする カラスの群れの頭上には 真夏の星座 アンタレスあり
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詠み人知らず
耳ざわりよい言葉だけ並べても 虚ろはむしろ深まる夜だ
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詠み人知らず
青の果て 朝の大気に浮かぶ鳥 我と約束交わしたまえよ
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源平
過ぎ去りし時の記憶はおぼろげで葉桜に見ゆ君のまぼろし
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源平
春の月満ちて庭面を照らす夜に若葉の露ははかなく消ゆる
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源平
思い出の夏の数だけ染み込んだ手の温もりは今も残りて
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源平
プリズムが曲げた光の逃げ場所に孤独な愛は佇んでいる
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源平
「好きだよ」のたったひとこと言えなくて瞳の奥の言の葉さがす
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陽だまり
漆黒にポンと艷やか花はじけ咲く美しさ儚く消える
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まるえふ
祖母ちゃんの短歌継ぎたい誰よりも溺愛された僕の言葉で
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白川剛
夜もすがら眠れぬ悶えありにけり黙せしままにけら鳴くを聞く
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