うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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七色コイン
一人酔うベッドの横に空き缶が弾けるように転がったんだ
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岩崎純一（純星）
かけあへぬ頼みの恋も身も細りさらに通はぬ夜半の箸々
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岩崎純一（純星）
はかなしなひとりかきやる手末は重ねてかかる紙遣ひして
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岩崎純一（純星）
逢ふことは硯のかたき闇の色思ふ心を摩るとばかりに
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岩崎純一（純星）
手末は忍び忍ばずうち揺れて露ひとしほの水茎のあと
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岩崎純一（純星）
あはれ文は今日を限りの露の底夢のなかにも墨はなければ
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詠み人知らず
橙の夕焼け空に麦酒注ぎ 秋のステーキ秋刀魚を喰らう
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ふきのとう
中学生は高らかに歌唄いつつ列をなし青春ど真ん中
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ふきのとう
四十度の高熱を出しあえぐ子を胸に抱けば鼓動の響ける
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こぐまじゅんこ
家族にも気配りはいるよお互いに思い通りになるわけじゃない
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詠み人知らず
吾の背中なぞるその指が熱くて心までもが溶けそうになる
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詠み人知らず
ほんとうにしたかったこと語り合うもうその夢は叶わなくても
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詠み人知らず
恋人と別れたというその声に秘めた欲望見逃すものか
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詠み人知らず
いつもとは何かが違うこの会話互いの腹を探る海岸
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詠み人知らず
我が王子エスコートする海岸の上に立つ我姫か毒婦か
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ふくちゃん
負け犬の遠吠えの意味 身にしみて 好きに生きるは 結構面倒
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みやこうまし
群れ放れ一つ飛びさる鳩のあと一つ追いたり夕焼けの空
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詠み人知らず
赤ちゃんはなんだか怖いローズマリーお肉に使うとすごくおいしい
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詠み人知らず
あいうえおの順番いまだめちゃくちゃの私でよければここにいるから
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今村りいこ
空色の一輪挿しに白き花わたしいつ好きといっただろうか
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