うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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うすべに
あつさ避け夜あるく人に応援を 足元てらす上弦の月
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睡密堂
窓際のテーブルの上白桃の産毛が透ける夏の陽射しに
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小林道憲
どうしても浮かばぬ歌に苦しみて 散歩に出れば 鳥の群れゆく
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只野ハル
見直せばレーダー上の雨雲は薄れ消えゆき夕立は来ぬ
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只野ハル
降りはじめガラス戸を引くタイミング計らんと待ち空振りとなる
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只野ハル
猛暑日の夕暮れに聞くひぐらしに夕立連れて来てはくれぬか
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只野ハル
蝉時雨猛暑の午後は勢いの衰えて聞く蝉も暑かろ
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只野ハル
陽射し避け午前は西に午後東部屋の移動は冬猫の逆
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滝川昌之
湯通しをされたがごとき草いきれ土手の舗道に陽炎の立つ
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ななかまど
この暑さ恋しくなるのは何時ならん欅の下に脱けだせず居る
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夕夏
じむしょりひたいしょうがくでかわるやらそんぽほけんのしはらいかてい
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トウジさん
なんのため開発するや戦闘機装備売るため？「死の商人」か
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夕夏
とりによるふんがいさけるそのためにじゅもくをきらうやからもおらむ
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音蔵 雅秀
振動具身體解せば共振で ビリビリガタガタ音の波立つ
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音蔵 雅秀
九十九里海邊の近く狂ふほど 暑くなけれどやはり堪へる
1
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音蔵 雅秀
ジイジイと時雨れる蝉よ木陰でも 暑くはなきや炎立つ夏
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恣翁
灯籠を流しつる川 上り来る真沙魚に見付くる近き秋かな
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音蔵 雅秀
佛壇で子の無事願ふ父母に 願はれる側難儀なことかも
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音蔵 雅秀
體温を超ゆる猛暑の日常化 日本列島釜茹で本番
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舞
銀河ゆく 果てより汽笛 鉄道は 天の河越え 僕を残して
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