うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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夕夏
しりにひがつきひのたまになるといいそれはひなりとしょうかふりょうに
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三條
適当に焼き目をつけて焼くりんご二人の距離に正解はない
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三條
一日三回食後に薬を飲むために食事を三度するので健康
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継海
スーパーの手作り弁当君作るおふくろの味勝りて嬉し
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うすべに
ぼおんぼんと間遠くなれば かりかりと巻き鍵まわす祖母の手のしわ
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仙人の弟子
寂しいな 止まった時計 うれしいな まだ袖通す 思い出の服
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西手心黒
ふりみたり るるのすこしを さまよひて とほくたちたり よのかせのなか
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西手心黒
こころあてにやるとてやらむ夕暮れを楽しみこそすれ悲しきなどか
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西手心黒
よのなかにあえてそむいたひとのこそこひしこころはうつろなからまし
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あかぎり
寝なねばと明日の昼間を案ずれど 光る画面と瞼とじれず
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トウジさん
鈍はやはり切れぬか岸田刀ならば宝刀今ぞ抜くとき
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只野ハル
控えれば軒醒め寒し忘年会駅のトイレに溜息落とす
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うすべに
実をおとし葉も色づいて冬支度 ははその森にセピアの風吹く
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滝川昌之
今日だけは破っていいと張り替える障子に昭和の子は暮れていた
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Aquarius
着たまんま「ずん」の飯尾は風呂入る元々風呂はそうゆうものだ
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海野 冬雪
セキショクの 丘陵抜く道 マシンはハヤテ 背に夕陽
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海野 冬雪
閉じ窓の 日日のはじまり さよならに 気づけず 去った人がいる
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海野 冬雪
倭のクニに ヴィーナス誕生 おきたれば 大神 また籠城せしか
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海野 冬雪
晩秋の 海風強く いつまでも 彼方より吹き 彼方へ去る
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海野 冬雪
今宵きり 秋は終わりの 雨音か 毛布一枚 丸まり眠り
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