うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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ななかまど
白粉ふく葡萄の粒に秋は満ち夏の記憶をしずかに想う
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恣翁
咲き誇る月見草にし囲まれて 午後の紅茶を庭に喫せむ
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らくだより
お彼岸に父の影の近づけば不在の十年語り合はうか
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へし切
帰らざる日々 懐かしき萩の花 溢れこぼれる その優しさよ
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小春空
何回も繰り返して読むことで分かってきたることもあるかな
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sz
ふるさとを遥かに眠る君のためどこまでも廻れＥ２３５
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sz
変な意味じゃなくて、と灯るアイオライトの瞳 煙草の火を失くす
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sz
あの夏を忘れられない例として空よりも舌が青かったこと
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芳立
おぼえぬがわれなりけりや御光のけふのみならず照らしたまふを
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ガビー
ドラマみたく「探さないで」と書き置いて 君は犬連れ実家に帰る
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ガビー
膨らんだコップの水が溢れ出す 夢を見ました防衛戦力
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ガビー
強風も降水帯も道開けよ 四年ぶりなる地方車通る
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ガビー
安定剤財布にそっと忍ばせて 職場には居る取り合えず居る
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ＫＥＮ
仏とも 夜叉とも映る 曼珠沙華 天の光に 群雲遊び
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音蔵 雅秀
施設での コロナ感染終息す 愛し子も無事ただただ感謝
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音蔵 雅秀
赤トンボ 風に逆らひ自転車と 並び飛びおりこんにちは秋
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音蔵 雅秀
自転車を 駆れば両側アワダチソウ ずらり並びて閲兵するごと
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音蔵 雅秀
人にとり 俺が俺がは原動力 囚わるならば己れ滅ぼす
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音蔵 雅秀
鬩ぎ合う 夏と秋とが狭間にて 早く寄り切れ待望の秋
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舞
はにかんで うつむき揺れるポニーテール 刹那の景色 時にも褪せず
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