うたの一覧
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音蔵 雅秀
能登の空埋め尽くすほどヘリ飛ばし 何故に救わぬ 自衛の軍隊
2
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舞
年明けて 補習?クラブか? 登校す 子らの瞳に 冬晴れの空
9
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び わ
手話の会年初集会新鮮に指振り手振り爽快気分
6
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茂作
歸り道好みて少し遠廻り 今宵の月の美しくして
16
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西手心黒
もう少し気張ってみるかと改めて手握る妻と足縋る猫
5
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西手心黒
香草の七種入りたるかは知らず夕べのカレーを雑炊にして
5
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西手心黒
辰初めの震えに儂も首を振る不屈の農るを願う唇
6
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うすべに
冬の夜の枯れた菊うつ雨の音 余震知らせるテロップ流れる
12
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横井 信
春を待つ里の畑に蝋梅の花の香りのそっと漂う
16
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仙人の弟子
雪明り 月の光に 照らされて 微かに香る 夜の水仙
8
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水無月
良き年にせんとて励め大掃除腰を痛めて寝正月とは
6
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継海
迎春の貼り紙風に破れしも医院のめだかホテイソウ追う
3
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さいおん
更尓 那為勿震 浪越之 珠州里庭 雪勿零
15
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ハジメ
逝きし世の面影残るこの町でただ生きているだけで丸儲け
3
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滝川昌之
初セリの大間マグロの一匹が俺の生涯賃金かせぐ
17
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麻婆
こへどむなし歌を聞きつながむれば とはに過ぎし人をこそ思はめ
2
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痴光山
朝日増す河原に公孫樹は影なりの 霜を庇ひて 寒天衝けり
6
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恣翁
吹き抜くる風に 枯れにし裏白の縮るる葉こそ 震へたりけれ
13
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秋蒔こむぎ
青の空世界にふたり街の朝今日はなにする ただ君といる
5
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ななかまど
漠然と好奇のこころが積みあげし未読の本が叫ぶ部屋すみ
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