うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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可不可
花よりも甘く香る爆弾のタイムリミット毎年おなじ
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滝川昌之
五分咲きの梅引き留めて粉雪は急ぐ娘を諭すがごとく
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由縁
友だちと名乗ってくれた君なのにスルーをする変わり身に泣く
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つゆふみ
どの国もこどもはいつもギセイシャだあなたもぼくもいまもむかしも
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つゆふみ
「遊ばない」誓わせ書かせ殺したね育ちに欠かせないの遊びは
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つゆふみ
虐待をアナタにだけと打ち明けたか弱い文を載せた紙面に
7
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西村 由佳里
なにもかもこれで良かった絵の本が叫ぶ小さな花の姿で
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つちだゆういち
笑む度に僕に隠すは頬の皺退けなぞる君の年輪
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詠み人知らず
またしても半端な知識で煽ってく隣人の厄介つづく泥濘み
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もみじ☆彡
山里に 姿見えねど かそけくも 忍びてなほも 匂ふ初梅
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詠み人知らず
死にたいと口にする割にはいつも体調悪いと不安がるよね
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由縁
代休が延びて痛み強くなる夫の腰に我に処方された湿布
7
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煩悩
檻に捕われ警戒している狼の名残のような秋田県は吠え
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詠み人知らず
むすめらの 朱いけだしに胸躍る さんさ踊りの 拍子木の音
4
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雪柊
幼児とビーズで遊ぶ母の背が小さく見えて上着掛けやる
14
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詠み人知らず
草はらにすくっと立ちたる 一本桜 岩手の山に見守られつつ
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詠み人知らず
満開のこぶし花咲く湖のほと皐月の空に拍手喝采
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詠み人知らず
不来方の花に埋もれる石垣に宴する友 うらやましきかな
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詠み人知らず
真白なる北上川の凍てつく夜は 零下十度のさえる星々
7
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詠み人知らず
初春の初雪に舞う丹頂の神々しいまでに気高く優し
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